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ちはやふる 恋愛面について語る
 漫画のレビューは基本的に完結したものしか書きたくないのだが、
そうこうしてるうちに完結しても時間が無くて書けない作品ばかりに
なってしまったので、やっぱり読み終わったタイミングで熱き思いが湧いて
書き込める時間を捻り出せる時に書かねばならぬ(大袈裟:笑)と思い書く。
ま、厳密に言うとレビューというのとは今回違う路線だけどね。

さて、今回取り上げるのは、先日ざっと一気読みした「ちはやふる」。
話題にはずっとなってたし、昔に10巻くらいまで漫喫で一気読みした時もあったので、
この程夜中に急きょストレス解消の為漫喫へ飛び込んで26巻まで読んでみた。
睡眠時間が削られたのでストレス解消になったかは別として、現実逃避は出来たかも。

で、色々と名台詞だったり競技かるたに賭ける思いだったり語りどころは
沢山あるのだが、今回は、この作品の恋愛面についてだけ語りたいと思う。
私の事だから、どうせ思いっきり脱線するかとは思いますが(笑)。

「ちはやふる」をご存知の方には言うまでもないことですが、
主人公が誰とくっつくのかという点もこの作品の気になるところ。
さら〜っとネット界を巡回すると、凄いもんね(笑)。
まぁ、26巻で方向性はかなりはっきりくっきりしたと思うけど、
それでもまだ読者の見解は分かれているようで。
いや〜、このどっちとくっつか予想、もっと初期の段階で私もしたかったよ(笑)。

なので、このタイミングでは後出し感満載なのだけど、
遅ればせながら私の見解を述べます〜。
(相変わらず前置きながっ)

 
 結論から言うと、私の見解では、千早は新とくっつく。
これは、昔に10巻程読んだ時と印象は変わらない。
じゃぁ、何故にそう思うかと言うと、

1:情熱がテーマだから
2:新の登場シーンは相手役仕様
3:千早の言動や行動

大きく分けるとこんな感じ。
順番に語ります。

●まず、テーマ。
「ちはやふる」では、お話毎の小テーマも存在しますが、
全体を通して一貫したテーマは『情熱』だと思うのです。
ダサいと言われる(何故ダサいと分類するのかも疑問だが)分野においても、
人目を気にする事なく情熱を傾ける、て事だけでも結構思春期のお子達に
とっては高いハードルだと思うけど、そんなことよりもまず前に、
果たしてどれだけの人間が一生懸命になれているか。
どうせ頑張ったって・・・努力はしんどいし・・・ここまで出来たらいんじゃね?
まるで頑張る事が格好悪い、努力無しでスマートにこなせる事こそが
真の格好良さで、泥臭く頑張ったらそりゃそれなりの結果残せるに決まってるやん、
何にもしなくても才能だけでサラっとやりこなすなら尊敬するけど〜てな風潮で、
中々頑張ることを清々しくやってのけてくれる人を見付けるのが難しい。
真実は、そんな風潮では無いんだけどね。
皆、傷つくのは怖いだけで、本当は一生懸命になれる事が一番良いのは知ってる。
でも出来ない。
それを千早の前でやってのけたのは新。
堂々と世界一になると宣言し、見た目不気味でも我関せず素振りに熱中。
いつも同じ服を着て新聞配達をする事を気恥ずかしく思う小学生として
当たり前の感覚を持ちながら、“かるたへの情熱”だけ抜きんでている。
これがね、小学生の頃から凄く何もかも受け入れ醒めきった大人の考えを
持ってる超人だと、印象が手の届かない王子様になっちゃうんですけど、
ごくごくフツーの小学生で幼いのに、熱く情熱があるってところが、その情熱を
クローズアップさせていて、千早にとっては雷に打たれたくらいの衝撃になる。
そして自分の中に秘めていた情熱を引き出してくれた事は、千早は新に人生観を
変えられたといってもいい。
長くなりましたが、そんな作品の根底に流れるテーマを主人公へ与えた人物が、
構成上として相手役にならない筈はないと思うんですよね。

構成上という点で話はズレますが、小学生編に関しては、
千早の相手役が新であることについて、おそらく太一派の方々も
認識しているのではないかと思うのだが、もしも、もしもよ、
「ちはやふる」が人気でなくて商業雑誌である以上打ち切りを余議なくされたとしたら、
確実に千早×新エンドにして終了させたでしょう。
と言う事は、千早×新としての物語でスタートしているって事。
確かに長期連載ともなれば、作者萌えや読者人気等その他諸々の理由で
迷走し相手役が変わる事も無いでは無いけれども、少なくとも
スタートの骨組みとしては、千早が新にかるたの情熱を与えられ、
情熱をくれた新たに恋しつつ、かるたについても高み(クィーン)を目指すって
とこだと思う。そこへ愛すべき当て馬太一の成長やメンバーとのあれやこれやを
肉付けして物語に深みを持たせて盛り上げている。
なので、太一がいい仕事してるって事だけど、よっぽど作者が迷走しない限り
骨組みは変えないんじゃないかな。

・・・一つ目でこの分量(笑)。
簡潔にまとめる事が出来ないのは重々承知だけれど
このままいくとえらいこっちゃ★

二つ目はサクッといきたい(笑)。いや、いくぞ。
三つ目は絶対長くなる(笑)。

●新の登場シーン。
初っ端は小学生編。原作が手元に無いので、うろ覚えですが、
確か千早と新がお互いを見つめるアップで始まった筈。
昔、何かで読んだのだが、少女漫画の主人公と相手役は物語が始まって
何ページ以内に登場させるとかナントカあったような気がするのです。
しかも、登場時にはそれなりのコマの大きさを割り振って、読者へ誰がカップルに
成り得るキャラか判るようにさせるというような事も語られていたような。
理由として語る割に曖昧な情報で申し訳ないのですが(苦笑)、
でも、ニュアンスとしては判ると思うのね。
太一は小学生編の登場時に関しては、全く相手役としての登場ではない。
もう、ちゃんと思い出せない程、そんなに印象強くない。
まぁ、小学生編に関しては、明確に新が相手役だと
上でも述べた通りだし言わずもがなですかね。

でも、小学生編は序章よ!高校生編から恋愛ドラマはスタートしたのよ!てのも
可能性としては無くは無い。一旦三人バラバラになるしね。
そうなると新の登場は何ページも先で、それってヒーローとしてどうなのよ?
なんだけど、これは前述の何ページ以内に登場させなければ法則は
当て嵌まらないかと。
法則の主旨は、物語に相手役を存在させないまま何ページも
進めてはいけないって事であるから、高校生編では序盤に描かれずとも
物語には絶対的に存在はしているもんね。
なので単純に成長した姿のお披露目登場シーンという観点でだけ見るとすると、
太一登場シーンと新登場シーンでは明らかに違う。
何が違うって大コマの割かれ方が違う。顔のアップ幅も違う。
とにかく作者の気合の入れ方がそもそも違ったような(笑)。
いやぁ、新の高校生姿お披露目シーンは、モノクロなのに色鮮やかで
とっても印象的で目を奪われましたわ。桜が美しく新を彩っていた。
桜と言えば、確か高校生編突入時の千早も桜をしょってて、同じだなー。
太一は・・・・何かしょってたっけ?日が差して笑ってたような・・・・。
って事で、私としては、登場シーンひとつ取ってみても、新が相手役認定。

・・・サクッといかなかった・・・・・。
開き直って三つ目。読んで下さってる方、眼精疲労に気を付けて。

●千早の言動・行動
これはうろ覚えの身としては、実はあまり多くを語れなくて悔しいのだが、
つっても長文になるから量としては多くを語るのだが(苦笑)、
先の高校編登場の再会シーンにしても、まず新と太一では違う。
太一には確か驚きと再会出来た嬉しさってのが表現されるに留まったのに対し、
新には、そんな余裕なんか無しに「会いたかった」連発。
もう対応が明らかに違うのであります。(何かマツコ有吉の新3大みたいなトーク:笑)

福井と東京とで新は離れてるやん!そりゃ感動の度合いがちゃうわ!
ってのは勿論あるでしょうが、それを言ったら、例え同じ東京にいようが
顔を合わせていなかった期間は太一とて同条件。
この際そういった物理的距離は当て嵌まらない。
かるた辞めた発言が新にはあって、再会前の気持の動揺度が違うやん!ってのも、
再会時の感情には何の影響もない。会いに来る動機になったのは違いないが、
会った瞬間出てきた感情は「かるた辞めるの?」でもなんでもない。
ただただ「会いたかった」それだけ。会いに来た動機も何もそっちのけで、
会いたかった気持だけが溢れ出している。太一が再会前に逆にかるや辞めた発言して
千早が会いに行ったとして、果たして「会いたかった」になるかどうか。
つか、そもそも会いたい気持があったなら会いに行けてるしね。
それを会いに行ってない訳だから・・・・・ねぇ。
新には会いたい気持があったのに会いに行けない距離だったっていう
至極当たり前の感情が読み取れるかと。

私としては、これだけでも新相手役確定なのですが、
その後の様々な出来事を経て、気持が傾くかも!てな太一派ご意見も
あろうかと思うので、思い出せるだけ思い出す。

・新に話したいこといっぱいある
・新が情熱をくれた
・ここにいてほしい人 新を思い出す
・新に電話する、メールする
・新の告白を思い出してお腹があったかくなる

時系列とかセリフとか滅茶苦茶だけど、パっと思いつくとこんな感じ。
どの巻のどのシーンか、って判る人には判ると思う。
他にもこまごまちまちまあったと思うけど、いかんせん原作で
確認出来ないのが辛い。・・・今更だが原作手元に無くて
こんな事書きだすのって無謀だよな(笑)。

まぁ、太一が凄く努力して千早の傍で支えていても、
常に千早は新を事あるごとに思い出し考えているという事を言いたかった。
それが恋だと自覚していないまでも、無意識に新を探しているって感じ。
太一に対しては、A級にあがることが大事と言って新の試合をより太一を
優先した事があったり、太一を元気づけようと色々動いたりという事は
確かにあったけど、太一と一緒にいない時に太一を新のように思い出すってのは
なかったように思う。常に一緒にいるからそれは当たり前かもしれないけれど、
恋って一緒にいる時より一人になった時にというか相手が目の前にいない時に
どれだけ相手の事を考えるか、ってとこで測れるような気がするのね。
その描写としては、千早が太一を思い出し考えるコマは少ないというか
皆無と言ってもいいんじゃないだろうか。
原作確認出来ないから断言出来ないけど。


もっとしっかりとここがあーでこーでと語りたいけど、準備不足だった。
でも、内容薄くても字数だけは凄いことになってる(笑)。

しかし、魅力的なキャラを生み出したもんだね。
だからこそ新派・太一派なんてのが出来たんだろうし。
私にとっては「ちはやふる」は新がヒーロー認定だけど、
太一が人気出るのも判る。そもそも主人公が相手役に恋しているのを
察知してちょっぴり傷つく二番手キャラって乙女の大好物なんだよね。
ヅカでも美味しいのはそんな二番手だ(笑)。
私も大抵の物語では二番手にオチる(笑)。
が、私は新派なんだな。
と言うのも、普通のベタな少女漫画の設定なら新は二番手位置だから。

話をややこしくして申し訳ないけど、
普通なら新の露出が少ないのは致命的。対して太一は露出過多。
しかも、既に新はかるたのスキル充分。太一は発展途上。
従来の漫画であれば、既に高みにいる新に千早は憧れており、好きだと
思っていたが、傍にずっといた太一が成長していくことにより、実は
本当に好きなのは太一!てなのが王道なのでしょうよ。
その場合は、さしずめ新は情熱なんて無く単にタイトルを獲りたい冷たい人で、
太一が情熱を得て千早に与えていくんだろう。
そんなストーリー、巷に沢山あるでしょう?
なので、ベタベタな設定なら新は二番手に落ち着いていた筈。
でも、新をヒーローに設定して太一を二番手にした。
だから、情熱の与え役は新にして、相手役としての描写を新にしている。
千早にもそれに見合った言動をさせている、という仕組み。

二番手原石に相手役要素を加えた新と、相手役原石に二番手要素を加えた太一、
とでも言いましょうかね(笑)。どちらが好きかは各自お好みで、てとこだけど、
単純に比較すれば、太一のが強いよね(笑)。だから読者人気も高い。
でも相手役要素を作者によって加えられた新は、千早とくっつくべく動きを
取るし魅力的に描かれる。
キャラの立ち位置の組み換え操作が、「ちはやふる」の恋愛面において
かなり威力を発揮しているように思うわ。こんな2強キャラを出せばそりゃ萌える(笑)。
しかも、どっちとくっつくの〜と読者をハラハラさせるおまけ付き。

とは言え、私は最初から新とくっつくと思ってますケド★
で、この記事の振りだしに戻る・・・と(笑)。










| 23:57 | 漫画 | comments(4) | - |
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さえらちゃん、こんばんはー!
こんな古い記事にコメントありがとさんきゅー★

ふふ
さえらちゃんも絶対新派だと、コメント読む前から確信を持っていたわ(笑)。
さすが心の友よ〜!

また、詳細をねちっこく語り合いましょうぞ(笑)
| 虹 | 2015/07/31 20:48 |
アニメになってさらに人気が出てるみたいだけど、実はワタクシ、かなり初期から読んでます。
かるた好きだし、百人一首好きだし。

でもって、新派です(笑)
メガネくんに軍配が上がります。
まつげくんは、最高の二番手で。

小学生編からずっと『千早と新』だと思って読んでる。
高校生になって、太一を読むと、本当にせつないけど。
でもね、最初からもう新なんだよね。

今回、虹ちゃんが熱く語ってくれた内容には大きく頷いております。
| さえら | 2015/07/30 23:15 |
なんじさん、こんばんは!

中々更新しないくせに、するとなるとどうも暑苦しくなってしまう極端な私です(笑)。

なんじさんは未読でしたか〜残念。
是非なんじさんの鋭い考察をお伺いしたかったですわ。
お読みになられたら教えてくださいね!

姪御さんへのプレゼント!いいですねぇ♪
姪御さんの見解も密かに気になったりしちゃいます(笑)。
| 虹 | 2015/01/10 23:56 |
こんにちは!虹さん
熱い思いが伝わってきますね。
私は残念ながら読んでないんですよ、「ちはやふる」
読みたいなあ、と思っているうちに今に至っています。
姪っ子がクリスマスプレゼントに欲しがったから、買ってあげた事はあるんだけど。機会があれば、読んでみたいです。
| なんじ | 2015/01/08 15:25 |